時代を読む -Society5.0-

時代を読むSociety5.0


Society5.0とは?


「第5期科学技術基本計画」(平成28 年1月22 日閣議決定)において我が国が目指すべき未来社会の姿として提唱された、我が国だけではなく、世界が目指すべき未来の社会像として世界に広まりつつあるコンセプトであり、産業界や学術界も一緒になって取組を進めています。


Society1.0からSociety4.0までの変化

働き方の変化

狩猟社会(Society 1.0) 
  自然に存在するものを採取したり、狩猟して生活していた。
農耕社会(Society 2.0) 
  自分たちで時間をかけて植物の栽培、動物の飼育をして生活していた。
工業社会(Society 3.0) 
  都市に移り住み人口密集地の工場などで働き、農業よりも稼げるようになった。
情報社会(Society 4.0) 
  オフィスワークの方が工場勤務よりも稼げるようになり、業務効率向上を情報化が後押しした。

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求められる人材の変化

狩猟社会(Society 1.0)
  瞬発力や勇気があり、狩猟能力のある人が多く求められた
農耕社会(Society 2.0)
  長時間の力仕事に耐えられ、植物や動物を育てる能力のある人が多く求められた。
工業社会(Society 3.0)
  文字を読み、指示やマニュアル通りに仕事を進める事ができる人が多く求められた。
情報社会(Society 4.0)
  営業力、コミュニケーション力、コンピュータによる事務処理能力のある人が多く求められた。

Society4.0までの社会の転換期には、求められる人材が大きく変化しています。
現在は人口減少社会であるのにもかかわらず、大手企業を含め大規模なリストラが増加しているのは、社会の転換により求められる能力が変化してきている事も大きな要因の一つでしょう。


Society5.0とSDGs


Society5.0は、IoT、AI、ビックデータなどによる、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)の高度な融合により、経済発展と社会的課題の解決が両立する人間中心の社会です。人間が行っていた日々の煩雑な作業をこれらの技術が代行してくれるため、人々は自分らしい質の高い生活を送ることができるようになります。それは国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にもつながり、日本経済団体連合会もSDGsサイトで、下記のようにSociety 5.0を予測しています。

参考 一般社団法人 日本経済団体連合会KeidanrenSDGs

Society 5.0へと、世界の様々なルールはすでに変わりはじめています。未来の私たちは大きな転換期であったと振り返ることでしょう。自らも変わることで、または自ら新しいルールをつくることで未曽有の変化に立ち向かっていかなければなりません。